SIGPXは、プログラミングのための環境と、その環境が提供する体験の設計に興味を持つ人で集まり、最新の研究動向や事例について情報交換する会です。
The English translation is available here.
何でやるの?──かつてコンピュータのユーザが全員プログラマだった時代、プログラミング言語・ソフトウェア工学とHuman-Computer Interaction・ユーザインタフェースの研究には何の違いもなかったはずです。その後、GUIの登場とともにプログラマ・エンドユーザの区別が生まれ、分野が細分化しました。今また、誰もがプログラミングを学ぶべき時代と言われるようになり、これらの研究分野を横断してUXならぬPXすなわち「プログラミング体験」を考え直すべき時期がきているように思います。
企業が最先端の研究をしてデプロイしていることが当たり前のご時世、研究と開発を分けて考えるのもナンセンスかもしれません。面白い取り組みをしている人たちはどこにでもいます。研究者、エンジニア、そういった枠を超えてプログラミング体験について議論する場があったらいいなという思いで、会を作ってみました。
誰がくるの?──例えば、プログラミング言語・ソフトウェア工学・Human-Computer Interaction・ユーザインタフェース関連諸分野の研究者や、プログラミングのための環境(言語・ツール・統合開発環境)を研究開発しているエンジニア、プログラミング体験に関して認知心理学的な知見や興味をお持ちの方々などのご参加をお待ちしています。
勉強会が開かれていないときも、Slackで情報交換・議論しています。Slackに参加するには、以下のボタンのリンク先でメールアドレスを記入して招待メールを受け取ってください。フォームが使えない場合はメールでご連絡ください。また、ScrapboxでPXに関する事例を収集しています。ぜひ、自由に編集してください。
マイコン用開発環境、差分実行によるライブプログラミングの性能向上、深層学習の教育用ツールについての発表のほか、PX関連のDagstuhl Seminar 2回分の参加報告がありました。
プログラミング教育、統合開発環境の拡張、言語処理系、メディアアート向けフレームワークやツールの提案について発表がありました。
ライブプログラミングの新技術や音楽、グラフィックデザインのためのプログラミング環境などの研究紹介がありました。
インタラクション研究や機械学習など、さまざまな分野について研究紹介や事例紹介を行いました。
第6回は第147回 湘南会議「Self-supporting, Extensible Programming Languages and Environments for Exploratory, Live Software Development」にあわせて開催されました。日欧を中心に国際的な研究者が集まって研究内容を紹介しました。
プログラミング言語からインタラクション研究まで、ソフトウェアからハードウェアまで、幅広く盛りだくさんの勉強会となりました。
しっかり質疑や議論の時間も取りながら、研究発表やLightning Talkを行いました。今回からJapan ACM SIGCHI Chapterの共催となりました。
本勉強会で扱ってきたさまざまなトピックをカバーした小特集が、情報処理学会の学会誌に掲載されました!
開催予告から一週間以内の開催と忙しないスケジュールながら、さまざまな背景の人が集まり、研究紹介や事例紹介を行いました。
前回同様、プログラミング言語やプログラミングを支援するツール、統合開発環境などを研究開発している研究者・エンジニアの方々を中心に集まり、自己紹介を兼ねて事例紹介を行いました。また、国際会議などの動向に関する報告セッションも設けました。
プログラミング言語やプログラミングを支援するツール、統合開発環境などを研究開発している研究者・エンジニアの方々を中心に集まり、自己紹介を兼ねて事例紹介を行いました。
幅広い立場、分野の方の発表があり、懇親会まで議論が尽きませんでした。開催前よりFacebookグループで情報交換を行っていましたが、全体議論の内容も踏まえ、Slackの運用を始めました。